All I own.

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 上の写真は2010年に、ぼくが所有していたもののすべてが写っている。当時のぼくがどういう生活をしていたかが想像できる。

  全然見知らぬひとのことをよく知るためには、いくつかの方法があって、ぼくはその人の本棚をみることが好きだけど、だいたい何かを選択することには、選んだその人の個性とか人生のようなものが現れるのは当然で、その人が持つすべての所有物を一度に並べてみれば、明らかになる何物かがあるはずだ。
 

 所有物を並べていくことで、もやもやしたものを可視化させる試みはたくさんあって、

Peter Menzel の「地球家族」

HuangQingjun の「Family stuff」

Sannah Kvist の「All I own」

Society for Community Organisation の香港のスラムに暮らす人達の部屋

John Thackwary の「My Room Project」

theburninghouse.com  の、もし家が燃えてたら何を持って逃げるかを一枚の写真で撮ったものが、世界中から集まるサイト

 

こういうものを見ていると、人間の選択には地理的・文化的・経済的な制約があるほかに、なにかもっと土台部分の、抗うことのできない生き物としての制約がある気がしてくる。


 うまい言葉が見つからないが、人間の原型といったらいいのだろうか、それが気になって仕方ない。

 



 

写真takamune ito