K, S & T

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数年前、あなたたちの結婚式を撮ったとき、
ぼくは提携先の結婚式場にたまたま雇われていたカメラマンでした。


「数十年後にはなくなるかもしれない場所で、自分たちの式をあげたくはない」


とあなたたちは考えていて、その式場にあったチャペルは使わず、別の場所で挙式をして、そのあとのパーティーでだけ会場をつかうことにしていました。
数十年後にはなくなるかもしれない場所で、自分たちの式をあげたくはない。
そうだよな、と素直に思いました。


そのとき、ぼくは当時の仕事をこのまま続けることはできないと気がついたんだと思います。
自分が本当に良いと思うことを、良いといいたい。
そうでないものを、いらない、といいたい。
でも、残念だけどそういう環境を当時の自分は作れませんでした。
それができなくなっている環境から自分を出してあげなければ、
あなたたちと同じ言葉を話すこともできない。
それからぼくは、出口をいろいろ探してみました。


数年後、勤めていた会社を辞めてぼんやりしているぼくを、
あなたたちは見つけてくれて、選んでくれました。
良いと思うことを、良いというあなたたちに選んでもらえて震えあがって喜んだんです。


再会うれしかったです。
見つけてくれてありがとう。

 
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