F & S

190610_030.JPG
 

 盛岡でウェディングフォトグラファーとして仕事をしはじめたときは、東京や京都や、海外のフォトグラファーが撮ったウェディングの写真をみて、どうして自分の住む街で自分はこういうものを作れないんだろうと考えていた。環境が違うのか、道具がちがうのか、技術がちがうのか、いったい何が違うのか。


 実際に彼らに会ってみると、自分とそんなに大きくかわらない環境で、同じ道具で、同じような相手を撮っていた。


 決定的に違っていたのは、意識だけ。

 今、自分の住んでいる場所で、そこで生きている人を撮るなかで、驚くほど美しい光景や瞬間に出会えるということに確信をもっていて、それを十分うまく捉えられれば、自分のクライアントや、その先にいる世界中の人の心すらも揺さぶるものが生み出せるということを意識している。


 彼らが盛岡に住んでいたら、盛岡でそれをやるだけ。だから自分もそれをしようと思っています。








 
takamune ito